hitotoでは初めてとなる、アーティスト・カワイハルナの展覧会を開催いたします。
形と形を保つ構造物の絵と新しい紙の作品も展示します。
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From the Exhibitor
「留める形」
物体と物体が組み合わされた架空の構成物を描いています。
立体物は力と力が加わり均衡を保っています、
あるいは次の瞬間崩れるのかも知れません。
いくつもの立体物が自立するよう、それらが保たれるよう何が必要なのか、作用の相互性を考えながら頭の中で組み立てていきます。
目的、用途を持たせず行為の現象、風景として並べます。
“Fixed paper”
2次元の形を組んでいくFrame worksシリーズをらさらに発展させた新しい作品です。
紙という素材を使い、実際に引っ掛けるようにベースに固定させています。
このシリーズは物質性を持ち、留めるという現象を最小の形で表現しています。
紙を折りることにより新しい境界がうまれ、微かなたわみは彫刻のような陰影を生み出します。
地と図、平面と立体、空間へのアプローチを模索していきます。
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Profile
カワイハルナ アーティスト
幾何形態を組み合わせた独自の構成物を描いている。
挟む、重ねる、吊るすなど現実の現象を取り入れながらも
重力を感じないフラットな画面を作っている。
平面と立体、抽象と具象を行き来しながら造形を考えていきたい。
instagram www.instagram.com/haruna_kawai/
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・企画:hitoto
・広報デザイン:タナカタツヤ(hitoto / www.designsalad.net / instagram)